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開催レポート

病気と服薬の転倒リスク(疾患別)

講師:ケアプラス テクニカルアドバイザー 理学療法士 Mr.T

ケアプラスWEBセミナー

セミナ―レポートをご観覧いただき、誠にありがとうございます。


弊社では、日常生活でお困りの方々に、質の高い機能訓練を用いた訪問マッサージが提供出来るように、日々業務に取り組んでおります。
その一環として、月に1度 理学療法セミナーを開催、社内・社外問わず、医療介護従事者の方の勉強の場としてお役立て頂いております。

セミナー参加者募集中

(セミナーは、弊社社員または、ご契約者様が受講できます。)

※現在は新型コロナ対策の兼ね合いで、WEBセミナーにて開催しております。全国各地から参加しやすくなりました。

そのセミナーを皆様にもっと知っていただきたいと思い、その資料の一部分をWEBサイトにて公開いたしております。

今回のセミナー情報

講義内容PT直伝!
病気と服薬の転倒リスク(疾患別)
開催日2024年4月10日
講師(株)ケアプラス テクニカルアドバイザー 理学療法士 Mr.T
開催場所ウェブセミナーにて

講義目次

【Title】病気と服薬の転倒リスク(疾患別)
【1】本日の目的
【2】平均寿命の移り変わり
【3】高齢者の転倒リスク
【4】日本の病院での転倒は?
【5】転倒事故の発生状況は?
【6】転倒の発生場所
【7】転倒・転落の季節変動
【8】転倒・転落した時刻
【9】転倒の時間的分析
【10】転倒の主な発生場所
【11】転倒の場所的分析
【12】転倒した際の行動
【13】高齢者の転倒の特徴
【14】介護度別に見た主な原因
【15】転倒リスク管理を過剰に行うと・・・
【16】高齢者の骨折の特徴
【17】転倒の危険因子
【18】転倒要因
【19】転倒要因②
【20】その他転倒発生要因
【21】転倒の危険因子
【22】転倒を起こしやすい薬剤
【23】転倒・転落を起こしやすい薬剤について簡単にまとめました
【24】危険因子の数と転倒
【25】中枢疾患と転倒
【26】転倒後症候群と転倒の悪循環
【27】転倒とくすりの関係
【28】①「転倒」の危険性が高まるくすり
【29】①「転倒」の危険性が高くなるくすり
【30】副作用に「転倒」の記載があるくすり
【31】副作用に「転倒」の記載があるくすり(2)
【32】◆睡眠薬
【33】②「転倒」時に注意が必要なくすり
【34】②「転倒」時に注意が必要なくすり(2)
【35】③「転倒」時の骨折を予防するくすり
【36】③「転倒」時の骨折を予防するくすり(2)

【Title】病気と服薬の転倒リスク(疾患別)

ケアプラス 訪問マッサージ PT セミナー まごころベルサービス

【1】本日の目的

・転倒と薬剤の関係について理解する
・転倒につながる薬剤について理解する
・転倒につながる薬剤を内服している方々への対応

【2】平均寿命の移り変わり

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平均寿命の推移
・1899〜1903年(明治32〜36年)男性43.97歳 女性44.85歳
・1950年(昭和25年)男性58.00歳 女性61.50歳
・2000年(平成12年)男性77.72歳 女性84.60歳
明治32〜36年、平成12年は、厚生労働省「完全生命表」
昭和25年は、厚生労働省「簡単生命表」

【3】高齢者の転倒リスク

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・わが国の高齢者は、1年間で約10%~20%が転倒し、うち約10%が骨折に至ると指摘
・加齢や疾病により身体機能が低下してきた高齢者では、通常歩行や方向転換でも容易に転倒してしまう
・一年間の転倒率は男性で75歳から、女性では65歳から増加してくる

※図1 過去1年間の性別・年齢別転倒率


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【4】日本の病院での転倒は?

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旧東京都多摩老人医療センター(2001年度)
【病床 327床・平均在院日数 16.8日・入院平均年齢 75.8歳】
・転倒・転落件数 455件/年
・月平均 30~40件/月
・骨折 2件(2%)
・痴呆,物忘れ,幻覚,失見当識 48%
粕谷富士子 吉田文子:病院内の転倒・骨折の実態とその対策 MB Medical Rehabilitation 31:41-47, 2003

旧国立長寿医療センター(2005年度)
【病床 292床・平均在院日数 20日・入院平均年齢 73歳】
・転倒・転落件数 325件/年
・月平均 27.1件/月
・骨折 10件(2%)
・認知症合併率 54%

【5】転倒事故の発生状況は?

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日本医療機能評価機構医療事故防止センター
:平成24年8月29日報告書 全国273施設より

医療事故報告:(H23年) 2,483/年
・転倒・転落:686件 (27.6%)
 *治療処置 509件(20.5%)
 *薬剤投与 227件(9.1%)

・死亡 : 10件
・障害残存(高): 56件
・障害残存(低): 241件

※図 医療事故報告 70代が多い

【6】転倒の発生場所

屋内 男性:44% 女性:65%
屋外 男性:25% 女性:11%
・寝室と台所が多い
・75歳未満では屋外が多く、75歳未満では屋内が多い

転倒の時間帯(在宅)
・80%が日中、夜間は20%であった

【7】転倒・転落の季節変動

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※グラフ
武藤芳照監修: 転倒予防教室
-転倒予防への医学的対応-第2版
日本医事新報社,東京:2002

・1月2月の冬に多い
・活動的となる夏から秋にかけて比較的多い

【8】転倒・転落した時刻

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※グラフ
武藤芳照他編:転倒予防教室
-転倒予防への医学的対応-第2版
日本医事新報社,東京:2002
真野行生編:高齢者の転倒とその対策
日本医歯薬出版,東京:1999

・地域在住高齢者では、活動している6時から18時が多い
・施設高齢者でも昼間に多いが、夜間から明け方にやや多い


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【9】転倒の時間的分析

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・2時~8時に転倒発生は集中している(入院中)
・在宅高齢者は日中に集中している
・明るさと本人の覚醒度に起因していると考えられている

【10】転倒の主な発生場所

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※円グラフ

・地域在住高齢者は道路などの屋外が多く、施設入居高齢者は屋内の
寝室、居間、トイレなどが多い

【11】転倒の場所的分析

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・"ベッドから" "椅子から" "移乗時" "トイレ動作" での転倒が多い
・重心が高い廊下などでの歩行は転倒率が必ずしも高くない
・重心が低ても、重心を変化させる必要がある場面での転倒が多い

※棒グラフ
屋外での転倒
・活動的に高い人に多い
・男性に多い傾向あり
・前期高齢者

屋内での転倒
・活動性の低い人に多い
・女性に多い傾向あり
・後期高齢者

【12】転倒した際の行動

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※円グラフ

・地域在住高齢者は歩行や小走りしている時に
・施設入居高齢者は、移動動作の際に転倒しやすい

【13】高齢者の転倒の特徴

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✔︎ 転倒時刻
 ・地域在住高齢者:午前と午後の活動時期に多い
 ・施設入居高齢者:深夜から午前中にかけて多い
✔︎転倒場所
 ・地域在住高齢者:半分が屋外での転倒
 ・施設入居高齢者:四分の三が屋内での転倒
✔︎転倒時の行動
 ・地域在住高齢者:四分の三が歩行時や走る時
 ・施設入居高齢者:三分の二が屋内での移動動作
  (介助が必要な場合もある)

【大腿骨頚部骨折の転倒の特徴】
 屋内での転倒が4分の3
 立った高さからの転倒が4分の3


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【14】介護度別に見た主な原因

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※表 平成25年国民生活基礎調査の概要より

要介護度別でみる原因では、要支援では関節疾患、骨折・転倒など運動器疾患が主な原因と
なっている

【15】転倒リスク管理を過剰に行うと・・・

→リハビリは自ずとconservativeとなる
 →結果として機能改善が困難となる
  →ADL能力の改善が図られなくなる

【16】高齢者の骨折の特徴

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【肩】上腕骨骨折
【背骨】脊椎圧迫骨折
【手首】橈骨遠位端骨折
【股】大腿骨近位部骨折

特徴1:高齢者の骨折を起こしやすい場所がある
特徴2:局部の症状が軽い
特徴3:骨折の治りが遅い

【17】転倒の危険因子

・内的要因:疾病や身体的要因を主とする要因
 i)感覚系の加齢変化(視覚、聴覚、表在感覚・深部感覚)
 ii)神経系の加齢変化(脳、脊髄の変性)
 iii)筋骨格系の加齢変化(下肢中心の筋力低下、関節可動域制限、心肺機能)
 iv)バランス機能の加齢変化(静的・動的バランス低下)
 v)高次脳機能の加齢変化(認知機能低下、空間認識能力低下)

・外的要因:服薬状況、生活環境、周辺環境を主とする要因
・転倒の既往:1年以内の転倒歴は転倒リスクが2倍
 転倒した翌年には2/3が転倒した報告もある

【18】転倒要因

内的要因
・年齢、女性
・転倒既往
・虚弱
・認知症
・抑うつ
・パーキンソン病
・脳血管障害
・変形性関節症
・失禁
・起立性低血圧
・視覚障害
・深部感覚低下
・鎮静剤、睡眠薬、抗うつ薬、抗不安薬
・平衡機能障害(ふらつき)
・下肢筋力低下
・反応時間の遅延
・低身体活動性
・ADL、移動能力の障害
・バランス能力低下
・アルコール飲用


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上記のケーススタディーレポートは弊社のWEBセミナーを受講した施術師が施術しました。


【19】転倒要因

外的要因
・1-2cmほどの室内段差
・滑りやすい床
・履物(スリッパ)
・躓きやすい敷物
(カーペットの端、ほころび)
・電気器具のコード類
・照明不良
・戸口の踏み台
・生活環境の変化
・視覚障害
・深部感覚低下
・鎮静剤、睡眠薬、抗うつ薬、抗不安薬
・平衡機能障害(ふらつき)
・下肢筋力低下
・反応時間の遅延
・低身体活動性
・ADL、移動能力の障害
・バランス能力低下
・アルコール飲用

【20】その他転倒発生要因

・疼痛
・歩行速度の低下
・転倒不安
・服薬数(5つ以上の内服で4割以上の転倒)
 →降圧剤・・・目眩やふらつき
  抗ヒスタミン剤(風邪薬)・・・眠気、ボーッとする
  睡眠薬・・・ふらつき
  抗精神病薬・・・脱力感、筋緊張低下

転倒不安がなぜ転倒につながるか考えてみてください!

【21】転倒の危険因子

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※ 転倒に高く関与する危険因子
川上治:高齢者における転倒・骨折の疫学と予防 より引用

【22】転倒を起こしやすい薬剤

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✔︎Leipzig:高齢者の服薬による転倒には、精神神経薬服用により転倒危険率の
    増大が最も高く1.7倍
✔︎Landi:アメリカ女性8,127名参加のコホート研究より、向精神薬の

転倒危険率を報告(表1)
※表1 向精神薬の使用と転倒危険率

抗精神病薬:統合失調症,躁病ベンゾジアゼピン系
(短時間作用型睡眠薬,筋弛緩薬,抗不安薬):
ハルシオン、デパスなど

【23】転倒・転落を起こしやすい薬剤について簡単にまとめました

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転倒・転落のリスクとなる副作用
眠気・ふらつき・注意力低下
【睡眠薬・抗不安薬】ハルシオン、ブロチゾラム、エチゾラム、ロヒブノール、セルシン
【抗精神病薬・抗うつ薬】セロクエル、リスバダール、レスリン
【抗アレルギー薬】エビナスチン、フェキソフェナジン、ポララミン、アレロック
【鎮痛剤】リリカ、トラムセット、トラマール、ワントラム、サインバルタ

脱力・筋緊張低下・運動失調
【筋弛緩薬】ダントリウム、リオレサール、チザニジン、エペリゾン
【抗不安薬】セルシン、エチゾラム
【抗てんかん薬】テグレトール、イーケプラ、デパゲン、リボトリール、ベンザリン

低血圧・めまい・失神
【降圧薬】アダラート、アムロジピン
【排尿困難治療薬】エブランチル、ナフトビジル、タムスロンシ、ユリーフ 他に抗うつ薬など

低血糖
【糖尿病治療薬】インスリン製剤、アマリール(ブリメピリド)、グルファスト
【抗菌薬】クラビット

せん妄状態
【パーキンソン病治療薬】ドバコール、ビ・シフロール、エフピー、ドブス、コムタン、アキネトン
【H2ブロッカー】ガスター(ファモチジン)、タガメット
他にも抗てんかん薬、抗不安薬・睡眠薬など

パーキンソン樣病状
【認知症治療薬】バネぺジル(アリセブト)
【制吐剤】コントミン
【消化器運動調整薬】ナウゼリン、プリンぺラン
他にも抗精神病薬・抗うつ薬・抗てんかん薬、免責抑制剤など

視覚障害
【過活動膀胱治療薬】バップフォー、ベシケア、ウリトス、トビエース、オキシブチニン
他にも抗結核薬・抗うつ薬など

POINT
・身近な薬剤に転倒・転落リスクが潜んでいる
・転倒・転落を起こしやすい薬剤を複数服用しているケースが多い
・これらの薬剤が新規処方、増量された時は特に注意が必要

【24】危険因子の数と転倒

・Tinetti:地域在住高齢者で危険因子0~1つの場合、転倒率は27%,4つ以上になると78%になると報告。
・Robbins:3要因(下肢筋力低下、不安定なバランス、4剤以上の内服)が転倒を大きく決定し、危険因子数0だと転倒率12%、
すべて揃うと100%と報告している。

【25】中枢疾患と転倒

・入院中の脳血管障害の転倒率:14~39%
 同患者退院後の転倒率:75%
・在宅パーキンソン病患者、
 12か月以内に転倒歴を有した割合:64%(63名中40名)

【転倒要因】
✔︎抑うつ気分が強く、移動に不安がある
✔︎パーキンソ二ズムの重症度が高い
✔︎小刻みステップの出現、ON―OFF現象の出現

【26】転倒後症候群と転倒の悪循環

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※図

悪循環をどのような結果から生まれているのか
どこに介入すれば断ち切れるか
転倒は廃用症候群とに密接な関係性がある

【27】転倒とくすりの関係

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①「転倒」の危険性が高まるくすり
②「転倒」の時に注意が必要なくすり
③「転倒」の時に骨折を予防するくすり

【28】①「転倒」の危険性が高まるくすり

◾️薬剤使用により転倒の危険性が高まる理由
→副作用等で精神の機能・運動の機能が障害され動作のバランス維持が困難となる。
〈精神機能の障害〉
眠気、ふらつき、注意力低下、失神、めまい、せん妄 など
〈運動機能の障害〉
脱力、筋緊張低下、パーキンソン様症状(手が震える、動きが遅くなる、筋肉が硬くなる、体のバランスが悪くなる)など


備忘録


【29】①「転倒」の危険性が高くなるくすり

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〈主な副作用〉    〈主な薬剤の種類〉
脱力、筋緊張低下/筋弛緩剤、抗不安薬
ふらつき、めまい/抗不安薬、睡眠薬、NSAIDS、抗てんかん薬、麻薬、非麻薬性鎮痛剤、抗がん剤
失神、起立性低血圧/降圧剤、利尿剤、抗うつ剤、向精神薬(睡眠薬除く)
せん妄状態/抗パーキンソン薬、ジギタリス製剤、麻薬、H2拮抗剤、β遮断薬、抗がん剤
視力障害/抗コリン薬、抗てんかん薬
眠気、集中力・注意力の低下/睡眠薬、抗不安薬、抗てんかん薬、抗ヒスタミン剤、血糖低下剤、麻薬、非麻薬性鎮痛剤
パーキンソン樣症状/抗精神薬、抗うつ剤、制吐薬、胃腸機能調整薬
◾️神経性疼痛緩和薬:重大な副作用として転倒の記載

【30】副作用に「転倒」の記載があるくすり

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◾️神経系に作用する薬剤
・パーキンソン病治療薬
アポカイン、コムタン、ビ・シフロール、ミラペックスLA(プラミペキソール)、トレリーフ、ニュープロパッチ
・抗認知症薬
アリセプト(ドネペジル塩酸塩)、イクセロン、リバスタッチ、メマリー、レミニール
・抗精神病薬
インヴェガ、ジプレキサ、リスパダール(リスペリドン)、エビリファイ
・睡眠薬
アモバン(ゾピクロン)、ハルシオン(トリアゾラム)、マイスリー(ゾルピデム)

【31】副作用に「転倒」の記載があるくすり

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◾️神経系に作用する薬剤
・抗てんかん薬
ガバペン、エクセグラン(エクセミド)、マイスタン
・鎮痛薬
トラマール、トラムセット、ノルスパンテープ
◾️神経性疼痛緩和薬
・重大な副作用に転倒の記載がある薬剤
リリカカプセル

【32】◆睡眠薬

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◾️主な睡眠薬
→超短時間型、短時間型、中間型長時間型に分類
〈主な薬剤名〉 〈作業時間:hr〉
マイスリー(ゾルピデム)※、ハルシオン(トリアゾラム)、アモバン(ゾピクロン)※、非ベンゾジアゼピン型:超短時間型(2〜4)
デパス(エチゾラム)、レンドルミン(ブロチゾラム)、リスミー(リルマザホン)、ロラメット、エバミール(ロルメタッゼパム):超短時間型(6〜10)
ユーロジン(エスタゾラム)、サイレース、ロヒプノール(フルニトラザパム)、ネルボン、ベンザリン(ニトラゼパム):中間型(12〜24)
ドラール(アクゼパム)、ベノジール(フルラゼパム)、ダルメート:長時間型(24〜)

【33】②「転倒」時に注意が必要なくすり

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A:血液をサラサラにするくすり→転倒に伴う出血に注意する!
<抗凝固薬(経口薬)>
・ワーファリン、プラザキサ、リクシアナリクシアナ、イグザレルト、エリキュース
<抗血小板薬(経口薬)>
パナルジン(チクロピジン)、プラビックス、ドルナー、プロサイリン、プレタール(シロスタゾール)
バファリンA81、バイアスピリン、アスピリン、エパデール(イコサペントサンエチル)、ケアロードLA、
アンプラーグ(サルポグレラート)、ペルサンチン、アンギナール(ジピリダモール)、
コンプラビン配合錠、タケルダ配合剤

【34】②「転倒」時に注意が必要なくすり

B:ステロイド製剤:副腎皮質ステロイド(全身投与)
コートン、コートリル、プレドニン、プレドニゾロン、
メドロール、デカドロン、リンデロン など
→長期服用による骨粗鬆症の危険性を高める!

【35】③「転倒」時の骨折を予防するくすり

◾️骨を強くする(転倒しても骨折しないようにする)
〈骨粗鬆症治療薬〉
・天然型ビタミンD3製剤
ワンアルファ、アルファロール(アルファカルシドール)、
ロカルトロール(カルシトリオール)、エディロール
・ビタミンK2製剤
グラケー(メナテトレン)
・カルシウム製剤
アスパラCA(Lアスパラギン酸カルシウム)

【36】③「転倒」時の骨折を予防するくすり

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〈骨粗鬆症治療薬つづき〉
・ビスホスホネート製剤
ダイドロネル、フォサマック、ボナロン、ベネット、アクトネル、リカルボン、ボノテオ、ボンビバ(点滴)
・イプリフラボン製剤:オステン
・SERM製剤:エビスタ・ビビアント
・抗RANKLモノクローナル抗体:プラリア注
・PTH製剤:テリボン注、フォルテオ注
・エストロゲン製薬:エストラーナ、ホーリン、エストリール、ウェールナラ

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