20241009 関節可動域制限改善を達成するリハビリテーション
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今回のセミナー情報
講義内容 | PT直伝! 関節可動域制限改善を達成するリハビリテーション |
開催日 | 2024年10月9日 |
講師 | (株)ケアプラス テクニカルアドバイザー 理学療法士 Mr.T |
開催場所 | ウェブセミナーにて |
講義目次
【Title】関節可動域制限と転倒
【1】原因の把握
【2】病態理解
【3】先行研究 1
【4】先行研究 2
【5】固定期間と組織変化
【6】関節の動きの種類
【7】Joint play 1
【8】Joint play 2
【9】Loose-packed position
【10】Close-packed position
【11】股関節
【12】足関節
【13】関節構成運動
【14】すべり運動(slide)
【15】転がり運動(rolling)
【16】軸回旋運動(spin)
【17】凹凸の法則
【18】関節包内の骨運動の法則
【19】高齢者の姿勢における足関節
【20】円背姿勢の足関節機能
【21】距腿関節
【22】足関節の役割は??
【23】底屈・背屈と自由度
【24】Fascia筋膜
【25】Soft tissue mobilization(軟部組織モビライゼーション)
【26】Skin motion 1
【27】Skin motion 2
【28】Skin motion 3
【29】皮膚可動域制限
【30】皮膚組織
【31】皮膚組織 表皮
【32】皮膚組織 縫合後1
【33】皮膚組織 縫合後1
【34】Medial condyle gap & Lateral condyle gap
【35】半膜様筋のモビライゼーション
【Title】関節可動域制限と転倒
【5】固定期間と組織変化
• 30日の固定
→筋・関節包・関節内結合組織の増殖と癒着が出現
• 60日の固定
→非可逆性の関節軟骨障害の出現
【6】関節の動きの種類
•Joint play
→Loose-packed position、Close-packed position
•関節構成運動
→すべり運動、転がり運動、軸回旋運動
•凹凸の法則
【7】Joint play 1
>詳しくはこちら
• 関節包内運動の1つ.骨運動は伴わず他動的にのみ起こる関節面での動きのこと.離開(distraction)や関節の傾き(tilt)など.
【8】Joint play 2
拘縮の原因が断定
・関節内因子
・関節外因子
・関節内因子&関節外因子
⇓
断定するには、
loose-packed position
close-packed position
の理解!!
【9】Loose-packed position
>詳しくはこちら
関節外組織が弛緩し関節面を最大に離開させることが可能となる関節肢位
• Loose-packed positionが一番得られやすい肢位
【10】Close-packed position
>詳しくはこちら
• Close-packed positionは関節包や靱帯が最大限に緊張し関節面が最も接触している肢位
• これを用いることによってimpingementや関節軟骨の影響、関節面の不整合性などをチェックすることができる
【13】関節構成運動
>詳しくはこちら
自動的、他動的な骨運動に伴って起こる関節面の動きで、
回転(rolling )
滑り(sliding)
回旋(spin )がある.
Joint play、関節構成運動の2つの関節包内運動を総称して「関節の遊び」とされている.
【14】すべり運動(slide)
>詳しくはこちら
• すべり運動の定義としては
『関節面上の1つの点が相対する面上の多数の点と接触』
• すべり運動は上腕骨頭(凸)が転がって上方に移動しうるのを相殺する
• 似た例えとしては凍った車道の上をすべる回転していないタイヤとして例えられる
【15】転がり運動(rolling)
>詳しくはこちら
• 定義としては
『回転する関節面上に並ぶ多数の点が相対する面上の多数の点と接触』
• 似た例えとしては車道の上を回るタイヤとして例えたれる
• 肩関節における凸面の凹面上での動きで示される。一般的に凸面は同時に生ずる転がりと反対方向へのすべり運動を伴う
【16】軸回旋運動(spin)
>詳しくはこちら
• 定義としては
『関節面上の1つの点が相対する面上の1つの点上で回転』
• 似た例えとしては床面の1点で回転するコマとして例えられる
• 関節面に対して軸回旋することをいう
【17】凹凸の法則
• 関節内における関節の動きを確認するために必要な知識
• これが分からなければ関節を壊す可能性も!!
(特に寝たきりの高齢者はOPがある為、骨折させる可能性もある)
【18】関節包内の骨運動の法則
>詳しくはこちら
• 凹面の上にある凸面の運動
⇒凸側の転がりとすべりは反対方向
股関節肩関節がこれにあたる
• 凸面の上にある凹面の運動
⇒凹側の転がりとすべりは同様方向
膝関節の動きがこれにあたる
【22】足関節の役割は??
• 安定性
• 強固性
• 矢状面状の単一の運動の可能性
【23】底屈・背屈と自由度
>詳しくはこちら
距骨滑車の横幅は前方が4~5mm幅広くなっている
⇓
関節のあそび:背屈<底屈
⇓
腓骨外旋・上方移動で背屈の自由度をカバー
腓骨内旋・下方移動で底屈時の距骨を制動(制御)
+ 靭帯・腱による制動
【24】Fascia筋膜
【25】Soft tissue mobilization(軟部組織モビライゼーション)
【30】皮膚組織
>詳しくはこちら
【32】皮膚組織 縫合後1
>詳しくはこちら
【33】皮膚組織 縫合後1
>詳しくはこちら
【34】Medial condyle gap & Lateral condyle gap
>詳しくはこちら
ʻʼ正常値は,Medial & Lateral
condyle gapともに6mm以
【35】半膜様筋のモビライゼーション
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グラフも含む
ー MME(半⽉板逸脱),ーMM(内側半⽉板)
MFC:⼤腿⾻内側顆,T:脛⾻
ʻʼ 膝伸展制限を改善するとMMEは減少するʻʼ
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