転倒による上肢疾患②上肢の評価とリハビリ 転倒直後に確認するべきこと
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今回のセミナー情報
講義内容 | PT直伝! 転倒による上肢疾患②上肢の評価とリハビリ 転倒直後に確認するべきこと |
開催日 | 2024年3月13日 |
講師 | (株)ケアプラス テクニカルアドバイザー 理学療法士 Mr.T |
開催場所 | ウェブセミナーにて |
講義目次
【1】合併症と後遺症
【2】橈骨遠位端骨折
【3】疫学
【4】病態1
【5】病態2
【6】橈骨遠位端骨折 パターン
【7】典型的変形(フォーク状変形)
【8】レントゲン 1
【9】レントゲン 2
【10】レントゲン 3
【11】合併症と後遺症1
【12】治療方法
【13】治療アルゴリズム
【14】リハビリテーション
【Title】
【1】合併症と後遺症
1 肩関節脱臼
2 腋下動脈の圧迫損傷
3 腋窩神経損傷
4 肩関節拘縮
5 外科頚内転型骨折での外転関節可動域制限
6 剥離骨片の骨壊死
【2】橈骨遠位端骨折
【3】疫学
1 60歳以上の高齢女性に最も多いが、80歳以上ではその増加が低下する
2 骨折全体の1/6を占める
3 受傷原因は転倒と転落が多い
4 Colles骨折(背屈転位型)が大部分を占める
【4】病態1
1 掌側(手のひら側)と背側(手の甲側)は海綿骨が多く皮質が少ないため、力学的に弱く骨折を生じやすい
2 最近では、月状骨面陥没骨折、月舟靭帯断裂、月状三角靭帯断裂、舟状骨関節面陥没骨折も多い
【5】病態2
1 尺骨茎状突起は骨折すると骨性に癒合しない線維性結合になるので弱い
2 尺骨茎状突起骨折は手根の不安定症の原因となる
3 橈骨骨軸に対して尺骨から斜めに骨折線が入る骨折は、少しの転位でも後々大きく転移しやすいので注意が必要
【6】橈骨遠位端骨折 パターン
>詳しくはこちら
type A 関節外骨折(保存療法適応)
type B 一部関節内骨折(保存療法適応・手術適応)
type C 関節内骨折(手術適応)
【11】合併症と後遺症1
1 正中神経麻痺
2 CRPS
3 手根管症候群
4 骨端線損傷による成長障害
5 長母指伸筋腱断裂
6 拘縮
7 偽関節
8 変形治癒
9 架橋仮骨
10 遷延治癒
11 前腕回旋障害
12 フォルクマン拘縮
【12】治療方法
>詳しくはこちら
1 保存療法
2 経皮ピンニング
3 プレート固定術
・一般的な手術方法
・早期の手関節運動に有利
・固定性が高い
4 創外固定法
・汚染などにより、内固定のできない開放骨折例などが適用
【14】リハビリテーション
1 手指の自動運動を早期から開始する
2 骨癒合後に自動運動開始
3 固定期間中も肩、肘のROMexを並行して行う
4 手関節のリハと並行して、3のリハビリも行う
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