公開セミナーのご案内


開催レポート

20210623-03「PT直伝!! 起き上がり動作の評価と改善トレーニング」

講師:㈱ケアプラス テクニカルアドバイザー 理学療法士 Mr.T

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セミナ―レポートをご観覧いただき、誠にありがとうございます。


弊社では、日常生活でお困りの方々に、質の高い機能訓練を用いた訪問マッサージが提供出来るように、日々業務に取り組んでおります。
その一環として、月に1度 理学療法セミナーを開催、社内・社外問わず、医療介護従事者の方の勉強の場としてお役立て頂いております。

セミナー参加者募集中

(セミナーは、弊社社員または、ご契約者様が受講できます。)

※現在は新型コロナ対策の兼ね合いで、WEBセミナーにて開催しております。全国各地から参加しやすくなりました。

そのセミナーを皆様にもっと知っていただきたいと思い、その資料の一部分をWEBサイトにて公開いたしております。



今回のセミナー情報


講義内容「訪問施術で役立つ姿勢・動作のリハビリⅣ」
開催日2021年6月23日
講師(株)ケアプラス テクニカルアドバイザー 理学療法士 Mr.T
開催場所ZOOMにて

今回も、大勢の方に参加いただき充実した会となりました。
ご参加の皆様、「理学療法WEBセミナー」を熱心に受講していただき、誠にありがとうございました。
竹内先生、分かり易く熱意あるご講義をありがとうございました。
セミナーの概要については以下をご参照ください。

今回の目次

今回は太字の部分を公開致します


【1】 サービス開始迄の流れ
【2】 ADLとIADL
【3】 動作観察(評価)
【4】 動作観察(評価)2
【5】 寝返り動作~Roll over~
【6】 良い寝返り動作
【7】 寝返り動作の相分け
【8】 寝返り動作の相分け~図~
【9】 寝返り動作を実行する 重要なポイント
【10】 寝返り動作を実行する ための戦略は?
【11】 観察のポイントは?
【12】 寝返り動作の第1相:頸部の動きと肩甲帯の前方突出とリーチが起きるまで
【13】 寝返り動作の第2相:上部体幹が回旋を始め、上側になる肩が下側になる肩の上に配列 されるまで
【14】 第二相 2
【15】 寝返り動作の第3相:下部体幹が回旋を始め、側臥位まで
【16】 第三相 2
【17】 寝返り動作分析のまとめ
【18】 脳血管障害患者寝返り動作の特徴
【19】 脳卒中患者の寝返り
【20】 介入ポイント
【21】 寝返り動作能力障害の発生が予想 される身体機能障害は?
【22】 寝返り動作能力障害の発生が予想 される身体機能障害は?2
【23】 理学療法評価の対象
【24】 分離運動への流れ
【25】 分離運動への流れ 写真
【26】 分離運動への流れ 2
【27】 分離運動への流れ 3
【28】 分離運動への流れ 写真2
【29】 分離運動への流れ 写真3
【30】 起き上がり動作 Sitting over
【31】 起き上がり動作の相分け
【32】 起き上がり動作の第1相
【33】 起き上がり動作の第1相 2
【34】 起き上がり動作の第2相
【35】 起き上がり動作の第2相 2
【36】 起き上がり動作分析のまとめ
【37】 起き上がり動作の問題点
【38】 肩甲帯の固定を促すアプローチ
【39】 臥位で肩甲帯・上肢への体重負荷による 肩甲帯の固定性のアプローチ
【40】 起き上がりを通して体重を支持しながら肩・肘・手の 独立した運動性獲得のアプローチ
【41】 動作訓練 写真1
【42】 動作訓練 写真2

【43】 座位 Sitting position
【44】 そもそも座位能力はどう判断する?
【45】 Hoffer 座位能力分類
【46】 座位の重要性
【47】 車椅子 座位 写真
【48】 端座位獲得のため何を実践されていますか?
【49】 端座位獲得
【50】 座位練習の組み立て方
【51】座位 写真
【52】 座位に必要な身体機能
【53】 座位姿勢の変化による体幹筋活動の変化
【54】 アプローチの実際
【55】 アプローチの実際 2
【56】 アプローチの実際 3
【57】 アプローチの実際 写真1





[0]リハビリテーション実践〜寝返りから端座位〜


【24】   分離運動への流れ

両手を組んで上肢の 共同運動を抑制したり、足底を床につけて、下肢の分離性に働きかける。
まっすぐ伸展させたり、股の外転・内旋を伴って伸展させて共同運動からの分離を促す。

【25】   分離運動への流れ 写真

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【26】   分離運動への流れ 2

もち上げた殿部をおろすことなく、 膝がさらに屈曲し、足がより背屈 するよう反復して膝部を引きよせる。両手を組ませ上肢の共同運動を抑制し、 殿部の上げ下げを反復させたり、保持さ せたり、不規則にゆらしてみたり(シェイ キング)する.

【27】   分離運動への流れ 3

寝返りを通して体軸の
回旋と頸のコントロール 頸
・肩甲帯・体幹・骨盤の独立 した回旋運動を十分に促 し、低いレベルの姿勢反応 をも促す


【28】   分離運動への流れ 写真2

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【29】   分離運動への流れ 写真3

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【30】   起き上がり動作
Sitting over


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【31】   起き上がり動作の相分け

1相(屈曲相):背臥位から体幹を回旋して側臥位になり、 片肘支持位となるまで
2相(伸展相):その状態から上肢を伸展して起き上がるまで

【32】   起き上がり動作の第1相

背臥位から体幹を回旋して側臥位になり、肘で体幹を 起こして片肘支持位まで(on elbow)背臥位から側臥位となりそのまま股関節を屈曲させ、 ベッドから下肢を下垂させる。
このとき、第1のてこ(安定のてこ)が働いて、下肢の重みが力点となって体幹を持ち上がり易くなる。
(カウンターウェイトの活性化)


背臥位から側臥位となりそのまま股関節を屈曲させ、 ベッドから下肢を下垂させる。
このとき、第1のてこ(安定のてこ)が働いて、下肢の重みが力点と なって体幹を持ち上がり易くなる。
(カウンターウェイトの活性化)

【33】   起き上がり動作の第1相 2

下肢をベッドから下垂させたとき、体幹の柔軟性(主に側屈)が 欠如していると、第1のテコがうまく利用できないため、
体幹は持ち上がり易くならない。
よくパーキンソン病の方などは体幹の柔軟性が欠如しており、 そういったケースが多く見られる。


【34】   起き上がり動作の第2相

片肘位(on elbow)状態から上肢を伸展して起き上がるまで
第2相は、肘関節を伸展させてon elbowからon handへ 移行します。


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【35】   起き上がり動作の第2相 2

on elbowからon handへの移行は、第2のてこの形になり、比較的少ない 力で体幹を起こすことが可能になる。
→上腕三頭筋が強く活動

on elbowの支持基底面は側方臀部、前腕と範囲が広い状態だったがon handへ移行するに従い、支持基底面は臀部と支持している
手の範囲内でしかないため、劇的に支持基底面が狭小し、重心も上方に移 動する。
そのため、変化していく支持基底面に対して重心がその中に保持する能力が必要となる。体幹機能が不安定な方は、このon elbowからon handへの 移行期に特に注目して観察するべき。

【36】   起き上がり動作分析のまとめ
"[36]起き上がり動作分析のまとめ✧ 股関節を屈曲させ、下肢を下垂させる (カウンターウェイトの活性化)  ✧ on elbowへ移行する際は肩関節軽度外転位に なるようにポジションを整える  ✧ 体幹機能が低下している場合、on elbowから on handへ移行する際は注目して観察する"


【37】   起き上がり動作の問題点
"[37]起き上がり動作の問題点1.頭部コントロールが不十分  2.体幹コントロール・回旋運動が不十分  3.引く動作による起き上がり (押す動作による動作パターン不可能)  4.支持基底面、重心の位置、高さの変化に応じた 身体動作が不十分"


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【38】   肩甲帯の固定を促すアプローチ

上肢を一定の位置に挙上する。
上方に向かって押し上げたり引き下げたりする。可能であれば抵抗を加える。

【39】   臥位で肩甲帯・上肢への体重負荷による 肩甲帯の固定性のアプローチ

対称的な腹臥位をとらせる。可能であれば色々な方向にゆする。


【40】   臥位で肩甲帯・上肢への体重負荷による 肩甲帯の固定性のアプローチ 2

十分に麻痺側に体重をのせ、健側を挙上させる。



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※今回分残りのレポートは、ご契約者様のみ観覧する事が出来ます。※

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上記のケーススタディーレポートは弊社のWEBセミナーを受講した施術師が施術しました。

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