20210429-01 「廃用症候群と誤嚥性肺炎 誤嚥性肺炎対策としてマッサージ師にできること(第1回)」
今回の講義内容:「廃用症候群と誤嚥性肺炎 誤嚥性肺炎対策としてマッサージ師にできること(第1回)」 2021年4月29日
講師:㈱ケアプラス テクニカルアドバイザー 言語聴覚士 Ms.S
言語聴覚士講師によるWEBセミナー開催で、大勢の方に参加いただき充実した会となりました。
ご参加の皆様、「誤嚥対策WEBセミナー」を熱心に受講していただき、誠にありがとうございました。
S先生、とても分かり易いご講義をありがとうございました。
セミナーの概要については以下をご参照ください。
目次
【1】 近況報告
【2】 今回のメニュー
【3】 1.コロナ禍での活動自粛生活の悪影響
【4】 なぜ高齢者が嚥下障害になりやすいのか
【5】 摂食・嚥下障害の改善方法
【6】 嚥下機能、低下してるかも?
【7】 症例0-1
【8】 症例0-1 80歳 (男性) 自宅 要介護なし
【9】 リハ未介入期間中に脳梗塞再発
【10】 9評価と6評価、質問表の利用方法
【11】 まごころの誤嚥対策プログラム
【12】【基本】まごころ式 誤嚥リスクチェック9評価
【13】 誤嚥対策6評価
【14】「質問シート」
【15】 2.摂食嚥下⑤期モデル
【16】 咽喉(のど)
【17】 正常な嚥下
【18】 誤嚥すると・・?
【19】 不顕性誤嚥
【20】【実習】 嚥下障害、嚥下5期を体感してもらうために
【21】 認知期・準備期・口腔期・咽頭期
【22】 症例A 84歳 (男性) 施設
【23】 症例A 84歳 (男性) 施設 ②
【24】 嚥下の問題点:特にない
【25】 まごころ誤嚥対策テクニック
【26】 症例B 90歳 (男性) 施設 要介護3
【27】 症例B 90歳 (男性) 施設 要介護3 ②
【28】 嚥下の問題点:開口しない
【29】 認知期の嚥下障害の対応策
【30】【完】ありがとうございました!!!!
【1】 近況報告
・ワクチン接種
・当院従業員にコロナ感染者が発生
【2】 今回のメニュー
1.コロナ禍での活動自粛生活の悪影響
症例0-1
2.嚥下5期+実習
3.症例紹介 Aさん Bさん
【3】
【4】 なぜ高齢者が嚥下障害になりやすいのか
・日常の「あたりまえ」の減少
...動く、話す、食べる
・持病や免疫力の低下がある
・咳嗽力の低下
嚥下障害は「全身病」
高齢であることが
既に嚥下障害のリスクとなる
【5】 摂食・嚥下障害の改善方法
即時的な方法
・食形態、姿勢、食べさせ方を変更、調整する ⇒ ST
時間がかかる方法
・廃用や不使用による筋力低下を改善する ⇒ 全ての職種(まごごろ施術師)
予防・改善する方法
・免疫力をつける(栄養、運動、睡眠) + 口腔ケア
・しっかり声をだす、呼吸機能の改善をする
・咳嗽力をつける
【6】 嚥下機能、低下してるかも?
POINT!
■ 動かない
運動量の低下 → ADLの低下
■ 話さない
会話の減少 → 声が弱く小さくなった
■ 食べない
食欲の低下 → 痩せてきた
↓
生活不活発病(廃用症候群)
虚弱(フレイル)
筋肉量の減少(サルコペニア)
問題点の考察、機能評価、能力評価の方法、治療の方針と対策など
ケアプラスではより良質な訪問医療マッサージサービスが地域・社会に提供できるよう目指しております。