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20201029-04 「誤嚥対策6評価 withコロナウイルス時代を生き抜くために」

講師:㈱ケアプラス テクニカルアドバイザー 言語聴覚士 Ms.S

今回の講義内容:「誤嚥対策6評価 withコロナウイルス時代を生き抜くために」 2020年10月29日
講師:㈱ケアプラス テクニカルアドバイザー 言語聴覚士 Ms.S

言語聴覚士講師によるWEBセミナー開催で、大勢の方に参加いただき充実した会となりました。
ご参加の皆様、「誤嚥対策WEBセミナー」を熱心に受講していただき、誠にありがとうございました。
S先生、とても分かり易いご講義をありがとうございました。
セミナーの概要については以下をご参照ください。

ケアプラスセミナーレポートTop_04.png


【目次】

1 前回の宿題
2 誤嚥対策6評価表
3 評価1 食形態
4 副食の種類
5 副食の種類 2
6 食形態を確認しよう!
7 水分のとろみ付け
8 評価2 姿勢
9 理想的な食事の姿勢
10 頚部はやや前屈位が理想
11 評価3 口腔内
12 高齢者は脱水になりやすい
13 【乾燥】
14 【汚染】
15 口腔ケアと肺炎リスクの関係
16 【舌苔】
17 「口の中見せて下さい!」って言いづらいです...
18 評価4 声
19 評価5 呼吸
20 【咳嗽】
21 【咳嗽】2
22 評価6 RSST
23 RSST (反復唾液嚥下テスト)
24 【RSSTのやり方】
25 9評価と6評価、質問表の利用方法
26 STとの違いはなんですか?
27 ST(言語聴覚士)の嚥下練習
28 次回の宿題


【前回からの続き】

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23   RSST (反復唾液嚥下テスト)

   ①のど仏を触診(人差し指の先でかる~く触れます)

   ②何度か唾液を飲み込んでください

   ③30秒間で何回、人差し指を超えましたか?
    (のどぼとけが人差し指を超えて上下運動した数)
 

      YES  / 3回 以上 ➡正常 

      NO /  0~2回  ➡嚥下障害の可能性      


24   【RSSTのやり方】


   被検者の(のどぼとけ)を軽く(人差し指)で触れ

   唾液を(  )秒間で何回嚥下できるかカウントする


      健常者⇒(  )回以上

      異常者⇒(  )回以下 ... 嚥下障害の疑いあり 


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26   STとの違いはなんですか?

  STとの違いは?

   ・嚥下直接練習と嚥下間接練習について

   ・嚥下機能改善のためには、

    飲込む機能そのものの改善だけでなく

    全身機能の改善が有効なんです

   ・特に 姿勢、呼吸、発声が重要です


27   ST(言語聴覚士)の嚥下練習

    直接練習 ...  食べて練習

    間接練習 ...  食べずに練習

    環境設定 ...  食形態や姿勢調整
            ・口腔ケア


28   次回の宿題

   嚥下障害の疑いのあるご利用者さんを2名選んで
 
      6評価

   を実施してみましょう


【完】

〉他のレポートは こちら

問題点の考察、機能評価、能力評価の方法、治療の方針と対策など
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