開催レポート

< 開催レポート一覧

20211020-02「PT直伝!立位関連動作(移乗動作・歩行動作等)の評価と改善のためのトレーニング」

講師:(株)ケアプラス テクニカルアドバイザー 理学療法士 Mr.T

SeminarReportTop_02.png

セミナ―レポートをご観覧いただき、誠にありがとうございます。


弊社では、日常生活でお困りの方々に、質の高い機能訓練を用いた訪問マッサージが提供出来るように、日々業務に取り組んでおります。
その一環として、月に1回理学療法セミナーを開催、 社内・社外問わず、医療介護従事者の方の勉強の場としてお役立て頂いております。

※現在は新型コロナ対策の兼ね合いで、WEBセミナーにて開催しております。全国各地から参加しやすくなりました。

そのセミナーを皆様にもっと知っていただきたいと思い、その資料の一部分をWEBサイトにて公開いたしております。
(こちらの理学療法セミナーレポートは、週に一回のペースで更新致します。)

今回のセミナー情報

講義内容 「PT直伝!立位関連動作(移乗動作・歩行動作等)の評価と改善のためのトレーニング」
開催日 2021年10月20日
講師 (株)ケアプラス テクニカルアドバイザー 理学療法士 Mr.T
開催場所 ZOOMにて

今回も、大勢の方に参加いただき充実した会となりました。
ご参加の皆様、「理学療法WEBセミナー」を熱心に受講していただき、誠にありがとうございました。
セミナーの概要については以下をご参照ください。

今回の目次

今回は太字の部分を公開致します

【1】出来るADLとIADL
【2】移乗動作
【3】移乗動作の構成要素
【4】車椅子はどちらに付ける?
【5】端座位Sitting position
【6】座位に必要な身体機能
【7】座位姿勢の変化による体幹筋活動の変化
【8】車椅子 端座位 画像
【9】端座位 良姿勢 画像
【10】支持基底面と重心
【11】立ち上がり動作sit-to-stand
【12】立ち上がり動作の相分け
【13】動作観察のチェックポイント
【14】殿部(大腿部)離床
【15】立ち上がり動作と筋活動~第1相~
【16】立ち上がり動作と筋活動~第2相~
【17】立ち上がり動作と筋活動~第3相~
【18】動作観察のチェックポイント~第2相~
【19】動作観察のチェックポイント~第2相~
【20】立位姿勢

【21】立位
【22】立位姿勢の意味
【23】理想的な立位姿勢
【24】直立姿勢の構成要素
【25】立位姿勢における筋活動
【26】老人の姿勢と衰えやすい筋肉
【27】立位姿勢に対する評価
【28】足部アライメント
【29】脳血管障害患者の立位姿勢
【30】脳血管障害患者の立位姿勢 画像
【31】パーキンソン患者の立位姿勢
【32】パーキンソン患者の立位姿勢 画像
【33】移乗動作
【34】移乗動作 画像
【35】移乗動作 画像
【36】移乗動作獲得のためのリハビリテーション
【37】姿勢観察
【38】適切な介助方法
【39】体重移動課題
【40】前方リーチ
【41】側方リーチ








【TOP】立位関連動作の評価とトレーニング~移乗動作~

【11】立ち上がり動作sit-to-stand

【11】立ち上がり動作sit-to-stand


【12】立ち上がり動作の相分け

【12】立ち上がり動作の相分け相:座位姿勢~離臀相:離臀~足関節最大背屈位相:最大背屈位~股関節伸展終了


【13】動作観察のチェックポイント

【13】動作観察のチェックポイント第1相✔体幹がしっかり前傾できてるか?(仙骨座りになっていないか?)✔足部は適切な位置にあるか?第2相✔臀部離床ができるか?✔下腿前傾で保持できるか?第3相✔真上に向かって重心移動ができているか?


【14】殿部(大腿部)離床

股関節の負のパワーと膝関節の正のパワーで
大腿部を回転させることにより、座面からliftして
殿部(大腿部)離床を行なっている。
殿部離床後の足関節は股関節と膝関節の土台となるため、
底屈遠心性収縮を行うことで下腿前傾(COMの前方移動)を制御する。
股関節および膝関節伸展求心性収縮の力が
COMを持ち上げるよう方向調整を行う。

【15】立ち上がり動作と筋活動~第1相~

縫工筋と大腿直筋が収縮して
体幹前傾運動が開始される
     ↓
体幹前傾速度を制御するため、
脊柱起立筋が遠心性収縮し、
体幹をコントロール
     ↓
体幹前傾速度を制御するため、
脊柱起立筋が遠心性収縮し、
体幹をコントロール
(脊柱起立筋が体幹前傾を制動)
     ↓
重心を大腿部の支持基底面から、
足部の支持基底面へ移動させるため、
前脛骨筋を収縮させて足部を固定し、
下腿前傾を制御

【16】立ち上がり動作と筋活動~第2相~

体幹を前傾させたことにより生じた
前方への推進力を利用し離臀
     ↓
離臀時、体幹・下肢全体の筋が収縮し、
足部へと重心移動させる重心を足部へ移動させた瞬間、
下腿前傾角度をコントロールするため前脛骨筋がさらに収縮
     ↓
前脛骨筋は離臀後、下腿前傾角度を遠心性
収縮によりコントロール

【17】立ち上がり動作と筋活動~第3相~

・抗重力伸展筋の筋力
(大殿筋・大腿四頭筋・下腿三頭筋)
・股関節・膝関節・足関節の
 協調的な伸展運動

狭くなった支持基底面から重心が
出ないように、筋力と協調性に
働かせて重心を真上に持ち上げる

【18】動作観察のチェックポイント~第2相~

離臀ができるか??

原因として
・大殿筋や、大腿四頭筋、下腿三頭筋
 など抗重力伸展筋の筋力低下
・前脛骨筋の筋力低下
・体幹の前傾不足
・足部が前方に位置している
などがある


続きは会員様限定公開3.pngのサムネイル画像のサムネイル画像


※今回分残りのレポートは、ご契約者様のみ観覧する事が出来ます。※




セミナー観覧ご希望の方へ


WEBセミナーの参加・レポートの契約者限定ページ観覧は、弊社とご契約いただいた方限定です。


●ご契約者様
過去のセミナー動画やセミナー資料を閲覧することができます。
閲覧についてはご登録いただいたmailに配信された、WEBセミナーお申込みフォームよりご登録ください。


●新たに契約をご希望の方
募集要項(こちらをクリック)をご参照ください。



次回の目次



【21】立位
【22】立位姿勢の意味
【23】理想的な立位姿勢
【24】直立姿勢の構成要素
【25】立位姿勢における筋活動
【26】老人の姿勢と衰えやすい筋肉
【27】立位姿勢に対する評価
【28】足部アライメント
【29】脳血管障害患者の立位姿勢
【30】脳血管障害患者の立位姿勢 画像




〉次回レポートは こちら



〉他のレポートは こちら




問題点の考察、機能評価、能力評価の方法、治療の方針と対策など ケアプラスではより良質な訪問医療マッサージサービスが地域・社会に提供できるよう目指しております。