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20201202-02 「誤嚥対策6評価 withコロナウイルス時代を生き抜くために」

講師:㈱ケアプラス テクニカルアドバイザー 言語聴覚士 Ms.S

今回の講義内容:「誤嚥対策6評価 withコロナウイルス時代を生き抜くために」 2020年12月2日
講師:㈱ケアプラス テクニカルアドバイザー 言語聴覚士 Ms.S

言語聴覚士講師によるWEBセミナー開催で、大勢の方に参加いただき充実した会となりました。
ご参加の皆様、「誤嚥対策WEBセミナー」を熱心に受講していただき、誠にありがとうございました。
S先生、とても分かり易いご講義をありがとうございました。
セミナーの概要については以下をご参照ください。

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目次

1 本日のメニュー
2 摂食・嚥下障害って改善するんですか?
3 摂食嚥下障害の原因は?
4 摂食嚥下障害の二つのタイプ
5 摂食・嚥下障害の改善方法
6 まごころ施術師が出来る摂食・嚥下障害の改善方法
7 嚥下障害を起こす疾患
8 誤嚥対策6評価
9 評価6 RSST
10 【RSSTのやり方】
11 RSST (反復唾液嚥下テスト)
12 のどぼとけ =「甲状軟骨」の切片
13 RSSTの参考動画 
14 評価1 食形態
15 摂食・嚥下障害の改善方法
16 誤嚥しやすいものは?
17 評価2 姿勢
18 頚部はやや前屈位が理想

19 評価3 口腔内
20 Q.口腔内の観察が必要な理由は?②
21 寝てるときにも誤嚥しますよ!
22 【乾燥】
23 【舌苔】
24 評価5 呼吸
25 嚥下と呼吸
26 【咳嗽】
27 咳・評価
28 評価4 声
29 嚥下と発声①
30 嚥下と発声② 嗄声が誤嚥リスクになる理由
31 まごころ誤嚥対策テクニック 
32 まごころ誤嚥対策テクニック
33 まごころ誤嚥対策テクニック ②
34 Q&A
35 Q&A ②
36 次回の宿題

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10   【RSSTのやり方】

   被検者の(       )を軽く(       )で触れ

   唾液を(   )秒間で何回嚥下できるかカウントする

   健常者⇒(   )回以上

   異常者⇒(   )回以下 ... 嚥下障害の疑いあり 


11   RSST (反復唾液嚥下テスト)

   ①のど仏を触診(人差し指の先でかる~く触れます)

   ②何度か唾液を飲み込んでください

   ③30秒間で何回、人差し指を超えましたか?
    (のどぼとけが人差し指を超えて上下運動した数)
 

     YES  / 3回 以上 ➡正常です 

     NO /  0~2回  ➡嚥下障害の可能性あり       


12   のどぼとけ =「甲状軟骨」の切片

   (解剖図は各自で検索してください。)

  ※注意点

  ・のどぼとけは女性の方が探しづらい

  ・指で強く押え過ぎない

  ・舌骨と甲状軟骨の触診がポイント!わかるまで何度でも!

13   RSSTの参考動画 

   参考動画
   (日本訪問歯科協会口腔ケアチャンネル 動画時間2:37)

    https://www.youtube.com/watch?v=BRZLqnir5xk


14   評価1 食形態

   ご利用者さんの食形態は?

      主食は?  

      副食は? ◎

      水分は? 


   最も簡単な嚥下障害対応方法!?

「食形態を下げてみてはどうでしょうか?」


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16   誤嚥しやすいものは?

   ・ 水分

   ・ 内服


     「お茶、みそ汁などの水分」‥ 通過時間が早いから

    「形、固さ、粘度がばらばらなもの」‥ 通過時間が異なるから
    

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