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大腿骨頚部骨折 B級(評価)と圧迫骨折

講師:(株)ケアプラス テクニカルアドバイザー 理学療法士 竹内先生

2018年2月18日に開催した「関東理学療法セミナー」にご参加の皆様、誠にありがとうございます。
今回は「大腿骨頚部骨折 B級(評価)」をテーマにした講義と実技を行ない、
約30名のあん摩マッサージ指圧師の方々にご参加いただきました。

セミナーの内容と感想は、以下をご参照下さい。

<内容>
● C級(病態)の復習
● 評価の概論(考え方)...機能障害Impairment(インペアメント)、能力障害Disability(ディスアビリティ)、社会的不利=Handicap(ハンディキャップ)
● 障害の大枠を把握するためには問診がとても重要
● 頚部骨折THA(全人工骨頭置換術)患者への問診について
  →脱臼肢位を把握するため、手術の傷は必ず説明と同意を得て、視診すること。
  なお禁忌肢位は、前側方アプローチは屈曲・内転・内旋。後側方アプローチは伸展・内転・外旋。
  →問診では、現病歴(どういうシチュエーションで転倒したか?手術の時期と術式、リハビリはどのようなことをおこなったか?)までヒアリングする
● 身体機能項目
  ①股関節の可動域
  ②MMT
  ③疼痛評価
  ④平衡機能評価
  ⑤歩行(量的...歩行距離、速度  質的...歩容、歩行補助具の選定)
  ⑥能力障害・ADL評価...バーセルインデックス

<感想>
障害がおこるメカニズムと、評価の重要性がわかった。
とくに維持期については、機能障害Impairment(インペアメント)レベルを見るよりも、能力障害Disability(ディスアビリティ)を見て、いかにADLを向上させるかが、大切であることがわかった。

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2018年3月11日に開催した「関東理学療法セミナー」にご参加の皆様、誠にありがとうございます。
今回は「圧迫骨折」をテーマにした講義と実技を行ないました。

セミナーの内容と感想は、以下をご参照下さい。

<内容>
・C級(病態)の復習
・受傷起点から考えても、特に廃用による悪循環を断ち切ることが大切
・評価の概論(考え方)...機能障害Impairment(インペアメント)、
 能力障害Disability(ディスアビリティ)、社会的不利=Handicap(ハンディキャップ)
 特に在宅ではADL能力(能力障害)と身体機能(機能障害)が重要である。
 いかに能力をあげるかの視点をもつこと。
・患者を評価し方針を説明して質を担保するためには問診がとても重要
・圧迫骨折でいちばん問題となるのは疼痛。
 →疼痛とは症状である。その症状に対し原因を探ることが必要
・身体機能項目では
 ①疼痛評価...強さ・性質・パターン・部位・経過・増悪と軽快因子・
  日常生活支障度(痛くてできないのか?そもそもできないのか?)
 ②関節可動域評価...肩甲骨内転・腰椎・股関節
 ③姿勢評価
 ④筋力評価...背筋・臀筋・腹筋(腹横筋などのローカルマッスルで収縮があるか
  といった量よりも質的な評価が必要)・下肢(腸腰筋)。体幹伸展位を保持できることが大切
 ⑤ADL評価...バーセルインデックス。
・バーサルインデックスのメリットとデメリット
・評価の考え方とバーサルインデックスはすべてリンクさせて考える。
・バーサルインデックスで点数が高いのは移乗と歩行

<感想>
障害がおこるメカニズムと、そのメカニズムから施術においてはどのような方針で
どこを注意しなければならないかがわかった。
特に、いかにADLを向上させるか、バーサルインデックスの点数をあげるかの
重要性が理解できた。

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